10月3日発売のジョー・サッコ『ガザ 欄外の声を求めて FOOTNOTES IN GAZA』の発売に合わせて、トークイベントを企画しました。
ゲストは、本書の翻訳と解説(あとがき)も担当いただいたパレスチナ/イスラエル研究の早尾貴紀さんと、文化研究者の山本浩貴さんです。
[イベントお知らせ]
「ガザ 欄外の声を求めて FOOTNOTES IN GAZA」(Type Slowly刊)発売記念
抵抗と虐殺をいかに描くかーーアート/コミック・ジャーナリズムの可能性
早尾貴紀(パレスチナ/イスラエル研究)×山本浩貴(文化研究者)
2024年10月14日(月)
open18:30/start19:00
会場 hako gallery(代々木上原)
渋谷区西原3-1-4
・参加費
1000円
※要予約(お名前、人数をメールにてお知らせください。件名「10月14日イベント予約」としてください)
予約メール☞ maruo@typeslowly.co.jp
・出演者プロフィール
早尾貴紀 Takanori Hayao
1973年生まれ、東京経済大学教員。パレスチナ/イスラエル研究、社会思想史研究。ヘブライ大学客員研究員として2002-04年(第二次インティファーダ期)に東エルサレム在住、その間に西岸地区、ガザ地区、イスラエル国内でフィールドワーク。著書に『パレスチナ/イスラエル論』、『ユダヤとイスラエルのあいだ』など、訳書に『パレスチナの民族浄化』イラン・パペ(田浪亜央江との共訳)、『ホロコーストからガザへ』『なぜガザなのか』サラ・ロイ(岡真理、小田切拓との共訳)などがある。
山本浩貴 Hiroki Yamamoto
1986年千葉県生まれ。文化研究者。実践女子大学准教授。2010年一橋大学社会学部卒業、2013年ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アート修士課程修了。2018年、ロンドン芸術大学博士課程修了。アジア・カルチャー・センター(光州)リサーチ・フェロー、香港理工大学ポストドクトラル・フェロー、東京芸術大学大学院助教、金沢美術工芸大学講師などを経て現職。単著に『現代美術史――欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社、2019年)、『ポスト人新世の芸術』(美術出版社、2022年)。共編著に『この国(近代日本)の芸術――〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』(小田原のどかとの共編、月曜社、2023年)。
・書籍概要
[参考記事](全4回)
2024年3月11日に国立西洋美術館で起きたこと、2023年10月7日から——
あるいは、もっと以前より、そして、この瞬間も——ガザで起きていること #1
(文:山本浩貴)
芸術は「本質的に」道徳的・倫理的な営みとしてある。
2024年3月11日に国立西洋美術館で起きたこと、2023年10月7日から——
あるいは、もっと以前より、そして、この瞬間も——ガザで起きていること #2
アート界の「先住民族ブーム」の陰で進む、歴史の忘却に警鐘を鳴らす。
2024年3月11日に国立西洋美術館で起きたこと、2023年10月7日から——
あるいは、もっと以前より、そして、この瞬間も——ガザで起きていること #3
ガザ、文化に対する挑戦としての。
2024年3月11日に国立西洋美術館で起きたこと、2023年10月7日から——
あるいは、もっと以前より、そして、この瞬間も——ガザで起きていること #4
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