エベレスト登頂に成功した写真家による絵日記『マインド・エベレスト』12月20日発売
- maruo0
- 11月5日
- 読了時間: 4分
更新日:11月6日

Type Slowly7タイトル目の書籍は国内外の山を撮影する写真家・関健作さんの「絵日記」です。写真家なのになぜ絵日記なのか。東京と大阪のニコンプラザで開催された関さんの写真展(https://nij.nikon.com/activity/exhibition/thegallery/events/2025/20250507_tgt.html)を見に行き(ニコンのギャラリーですし、もちろん写真を見に行ったつもりでしたが)、そこに唐突に飾られていた絵を見て、その場で「この絵日記を本にしたい」と即決しました。
登頂を決意した日からの心の変化(とにかくずっと怖がっている)、登頂にまつわる資金集めや体力づくりなどのディテールの細かさ(ちょっとでもサボれば死に直結する)、それらは絵日記という形だからこそより伝わるものだと思います。高度5000m超のベースキャンプでも絵を描き続け、心境を細かく記録していく様は、登山をする人にとってはその過酷さがリアリティをもって伝わると思います。登山をしない自分のような人間でも「こんなにも死と隣接した行為だったんだ」という驚きの連続でした。ぜひ多くの人に手に取ってほしい本です。
発売を記念したトークイベントも決まっています。
こちらもぜひご参加ください。

▼イベントタイトル
書籍『マインド・エベレスト』出版記念イベント
エベレストを登って、描いた日々
▼イベント概要
40歳、写真家。仕事も家庭も不満はない。
それでも、エベレストへの憧れだけはどうしても消えなかった。
登頂を決意したその日から、山頂アタックまでの4か月。
溢れ出る感情と景色を、毎日ノートに描き続けた——。
不安と希望、家族への想い、そして「生きて帰る」という覚悟。
すべてを絵日記に刻みながら見えてきた“心の稜線”。
絵日記をまとめた書籍『マインド・エベレスト』ができるまでのお話。
▼開催日時
2025年12月20日(土)14:00~15:30
▼参加費
一般 500円
高校生以下無料
mont-bell会員様無料
書籍「Mind Everest」をご購入いただいた方は無料。
受付でご購入いただけます。
▼開催場所
モンベル渋谷店5Fサロン
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町11−5 モンベル渋谷ビル
▼定員数
80名
▼参加受付方法
こちらのメールアドレスにお申し込みください。
もしくはfacebookイベントページの参加ボタンを押してください。
▼出演者
関健作
写真家。体育教師として、ブータンの小中学校で3年間教鞭を執る。帰国後、写真家として活動を開始。ドキュメンタリープロジェクトの撮影・制作に取り組んでいる。ブータン、ネパール、インドのヒマラヤを旅すること、山歩きが趣味。著書『ブータンの笑顔 新米教師が、ブータンの子どもたちと過ごした3年間』(径書房)APA(日本広告写真家協会)アワード2017文部科学大臣賞、第13回名取洋之助写真賞受賞。2024年5月世界最高峰エベレストに登頂した。
[書籍概要]
マインド・エベレスト Mind Everest
[絵と文]関 健作
「世界一の稜線をこの目で見たい」
40歳、仕事も家庭も不満はない。
ただ、エベレストへの憧れだけがどうしても消えなかった。
登頂を決意したその日から山頂アタック当日まで、
溢れ出る感情とイメージを毎日ノートに綴った4か月間の絵日記。
「エベレストに登る。そして、必ず生きて帰ってくる」
資金集め、日々のトレーニング、家族への思い。
準備を尽くしても消えない不安、現場での予期せぬトラブル。
それでも見たい未知の景色。
毎日エベレストを描き続けることで浮かび上がってきた
僕の心の中ーーMind Everest
[著者]
関 健作 Kensaku Seki
1983年千葉県生まれ。順天堂大学在学中に中国側・ネパール側のエベレストベースキャンプを訪れ、ヒマラヤに魅了される。大学卒業後の2007年から3年間、ヒマラヤ山脈の国・ブータンで教員として勤務。その経験をきっかけに、2011年よりフォトグラファーとして活動を開始。ヒマラヤの国々を中心に撮影を続けている。
第13回「名取洋之助写真賞」、APAアワード2017文部科学大臣賞などを受賞。著作に『ブータンの笑顔 新米教師が、ブータンの子どもたちと過ごした3年間』などがある。
2024年5月13日、念願だったエベレストに登頂。
2025年12月20日発売
判型:A5変(150mm×196mm)/並/168ページ・フルカラー
ISBN978-4-911273-06-7 C0036
定価(本体2,273円+税)
ブックデザイン 重実生哉



