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「戦争を止めたい」。Type Slowly10冊目は『生活の実践 「足るを知る」と世界が治る』5月発売

  • 1 日前
  • 読了時間: 6分

Type Slowly記念すべき10タイトル目は、出会って17年、構想10年?、当初はヒップホップを専門にしたライターと思っていたのに、3.11をきっかけに突如福島に移住し(福島と、ヒップホップの生まれた当時のブロンクスの置かれた状況が似ている、という問題意識のもと)、農業の復興に従事し、土壌を測量しはじめ、帰京後、いきなりエネルギー業界に飛び込み、みんな電力(現UPDATER)とともに電力自由化・再エネをカルチャーと融合させる取り組みをはじめ、そして今は毎日近所のスーパーに行き朝昼晩と家で料理をつくり地域に根ざした活動を続ける、今や「肩書き不明」のアーティスト、アクティベーター(活性家)、有太マンの本です。


平井有太名義では福島のSEEDS出版から『福島 未来を切り拓く』、『ビオクラシー 福島に、すでにある』などの本を出していますが、有太マン名義では初となる著書『生活の実践 「足るを知る」と世界が治る』。満を持して、ようやく形になります。


コロナ禍、有太マンと一緒に高木完さんの本を作りました。そのなかで完さんが「誰でもできることが重要。自分にもできそうだからラップをはじめた」と話していました。その言葉にやられた有太マン(と自分)が「誰でもできる」を追求した本がこの本です。


Type Slowlyの過去9冊とは少し毛色が違うかもしれませんが、「戦争を止めたい」という気持ちがどの本にもあります。この本は「戦争を止める」ひとつの解答だと思っています。デモも重要、選挙も重要。それに加えて日々の生活、日々の選択はもっと重要。そんなことを体現した本です。


ウラ表紙に刷り込んだ推薦コメントも最高です。さまざまな方に協力いただきできあがった1冊、どうぞよろしくお願いします!



・・・

生活の実践 「足るを知る」と世界が治る


著 有太マン


民主主義より生命主義(BIOCRACY)

アート・音楽に軸足をおく著者が「3・11」をきっかけに福島に移住、その後、エネルギーの現場に飛び込み考え続けた「誰でもできる」社会との向き合い方 


「芸術を超えている。ヒップホップを超えている——これは世界屈指の市民実践だ」

卯城竜太(Chim↑Pom from Smappa!Group)


「いま、本当のアートってどこにあるだろう? アートが未来のものなら、いま評価されているアート界にはないのではないか。ではどこに? 有太マンのところに!」

椹木野衣(美術評論家)


「頭よいのか悪いのか、馬鹿しか見えない革命の種。英雄はいらない!」

永山愛樹(Turtle Island/橋の下世界音楽祭)



すべては小さな引っかき傷からはじまる


「幸せは暮らしの中にある。毎日の購買活動が、4年に一度の選挙どころじゃない威力を持っている。大事なことは最初からすでに足もと、または手の中にある」(本文より)



[もくじ]


はじめに 〜ソーシャルアート事始


第1章 福島産クリエイティブ

socialscape(ソーシャルスケープ)/BIOCRACY(ビオクラシー)/忘れたいけど、忘れられたくない/自由はあるんだけど、それを認識してない/怒りのエネルギーは判断を鈍らせる/やりもしねえのは、考えてなかったと同じ/ひとごとにしておくのはもったいない


第2章 My Philosophy

価値の転換/はじまりはポップアート/ポップアートの本当の先/おばさんの誇り/かつてない国家転覆/「誰でもできる」のポテンシャル/「やれる」人間こそ野に下れ


第3章 Nipponの AWAKES

すり込まれた自律分散/3・11と原発事故/曽祖父・安川第五郎/そのままを伝える/3・11から1年半/福島ブロンクス:未発表原稿/福島への移住/土壌スクリーニングプロジェクト/福島ブロンクス:歌詞


第4章 再エネへの AWAKES

きっかけ/エネルギーへの目覚め/世界の潮流を把握する/長いものに巻かれないリスク/危機を突破する「顔の見える」威力/再生可能エネルギーの温故知新/地球を救うためのビジネス/「電気を選んで買う」文化で世界が変わる


第5章 素人の矜持

“素人”ということ/リー“スクラッチ”ペリー『ドレミファSOLAR』/ビオクラシー展 w/Chim↑Pom/森美術館 「み↑Chi」手打ち野球/アパレルとエネルギーの融合/BEAMS JAPANと電気のカード/いとうせいこう発電所


第6章 地域の時代

スーパーブロック構想/地域の力を引き出すデザイナー/100年超の銭湯を持続させる発想/橋の下世界音楽祭1/橋の下世界音楽祭2/アクティビスト<アクティベイター


第7章 BIO暮らし

CPAPer/徴“農”制/テトリスレシピ/やきとん/現代の一揆/「足るを知る」を知る/2025年、ホセ・パルラと


第8章 世界を治すための道

ストレスの多い実践(クラファン 1)/BIOCRACY宣言2・0/The 10th FUKUSHIMA, Nippon AWAKES/しびれちまった夢/ A W A K E S展 アーツ千代田3331/キャンバスは社会/ヤンさん、康さん


第9章 ミラノ「Legacy3・11」展

BIOCRACYからLegacyへ/増殖型ソーラーシェアリング“REP”/ひとりひとりの自分ごと(クラファン2)/Legacy3・11オープニング/40代最後の誕生日/大風呂敷の上で100名の若者に伝えたこと/クラファンの御礼/地域から世界へ


※本書は、大川印刷の協力により、環境負荷をできるだけかけない印刷・製本でつくられました。



[著者プロフィール]

有太マン(平井有太)

アーティスト/NPO法人みんなのデータサイト顧問/ UPDATER(みんな電力)並走者


1975年東京生、School of Visual Arts卒。96~01年NY在住、2012~15年福島市在住。2013年度第33回日本協同組合学会実践賞受賞。福島では、福島大学の客員研究員として農の復興事業をJA新ふくしま(当時)、福島県生協連と協同し、市内すべての田んぼ/果樹園の含有放射性物質を測定。根幹にあるエネルギー問題と、循環型社会におけるサステナビリティとの関わりを深化させる。


[単著]『福島 未来を切り拓く』(SEEDS出版、2015)

『ビオクラシー 福島に、すでにある』(SEEDS出版、2016)

『虚人と巨人 国際暗黒プロデューサー康芳夫と各界の巨人たちの饗宴』(辰巳出版、2016)。


[共著]

『農の再生と食の安全 原発事故と福島の2年』(新日本出版社、2013)

石井"EC"志津男

『Tail of Riddim レゲエとストリート・カルチャーの話1979-2020』(リットーミュージック、2025)


[企画・編集]

高木完『東京 IN THE FLESH』(イースト・プレス、2022)

いとうせいこう『今すぐ知りたい 日本の電力 明日はこっちだ』(東京キララ社、2023)

康芳夫『冥界からのメッセージ』(東京キララ社、2025)


[個展]

「From Here to Fame」(HEIGHT原宿、2005)

「ビオクラシー」キュレーション Chim↑Pom(Garter 高円寺、2016)


[企画・ディレクション]

「ビオクラシー」(はじまりの美術館 猪苗代町、2018)

「AWAKES みんなの目覚め」(アーツ千代田3331 神田、2022)

「Legacy3.11 ~The Power of Art and Creativity from 3.11 Japan:Past, Present and Future」(Fabbrica del Vapore ミラノ、2024)


[グループ展]

「Frank151 Far Eastern Conference Exhibition」(Scion Installation ロスアンジェルス、2006)

「原子の現場」(鞆の津ミュージアム、2017)

「If Only Radiation Had Color. The Era of Fukushima」(X and Beyond コペンハーゲン、2017)

「清山飯坂温泉芸術祭 SIAF2018」(旅館清山 福島、2018)

「The 10th」w/Lady Aiko(深川、2021)「日本の目覚め」(本と川と街 The Bee’s Knees 清澄、2021)

「ソーシャル 測って、生きる。」(EARTH+GALLERY 木場、2022)


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ブックデザイン 赤間政昭

装画 水沼久直

新書(108mm×173mm)・並・312頁

ISBN978-4-911273-09-8 C0095

定価(本体2,000円+税)

2026年5月20日発売


 
 
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